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2021年6月22日
    文化の同時発生を思う
2021年6月22日
   こんなもの作っちゃいました
2021年6月14日
    果実の栽培
2020年2月25日
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    文化の同時発生を思う

         

            <一般家庭の”TV”アンテナ支線の施工方法>

 電気工事を始めた頃は、大工さんの家庭配線工事が在ってその中でアンテナ工事では苦労させられました。
 この地区では電波状況が余りよくなく、サテライト局が何か所か在りました。
 ある住宅を建て直しする時、それまではしっかり受信できていたのに、新築後は何処にアンテナをつけても
 ゴーストが消えませんでした。最終的には住宅から離れた庭の隅にポールを立てて取り付けたのが最良の
 所でした。
 アンテナ絡みでの話で恐縮ですが、かなり大きな台風が静岡を襲った後に、私が請けた住宅を見回ったところ
 3か所ほどアンテナの方向がずれていました。その当時県外に行く要件が多くあり神奈川、東京、愛知、大阪等
 行く場所のアンテナの施工方法を写真を撮りながら調べていました。
 殆どが静岡のやり方と変わりがありませんでした。そこでひと工夫する事を思い付きアンテナ支線の中間から
 補助支線を屋根馬の足元に繋ぎました。これで足元の不安定が解消することが出来たのです。支州
 の支値
 さて、是を真似てくれる人が何時ごろ出てくれるかなと期待していたところ、一年弱で見つけました。
 私の行動範囲も広いわけではないが、それ以後急に同じ方法をする人が出てきました。
 この地域では私独自の思い付きと思っているが、電気屋以外で同じことを考えた人がいるかもしれない。
 畑の柵のエンド補強工事にとか,小屋の補強工事に使ったとか、使用目的は違っても必要性を感じて普及した
 所があれば教えてください。”アイデアは何処でも同時に起きる”が私の信条です。もう30余年前のことですが。





   こんなもの作っちゃいました

       “覆い焚き火竃” の製作

 近所の人が一斗缶の空き缶ストーブを使用して、近隣から苦情があり(消防署+警察署)
 の方々が現場に集合、結果半日ほど警察に事情を聴かれ、厳重に注意され挙句に始末書
 迄書かされての放免だった。
 もう一軒は自宅の畑の真ん中(300坪ほどの大きさ)で同じことをして、こちらは市役所
 から駆けつけ”燃えるゴミの日に”出すようにと言われたそうです。農業だから(産業廃棄物
 になるのかな)。
 市の条例にも依るが、裸火が見える+煙を異常に出す+臭い匂いを出す+近くの物に火が移る
 等を避ければ、焚火も良いのでは?
 申請を出しているキャンプ場ではキャンプファイヤー+焚火台での使用が許可されているのに。
 そこで制作したのが巻末に写真を載せますが、覆い焚き火竈です。

 全体像は正9角形(水平角度≒40度) 内接半径450mm (縦角度≒65度)
 寸法 反射鉄板 底辺450×高さ900mm×上端40mm       7枚
 寸法 反射鉄板 底辺240×高さ300mm×上端40+40mm    1枚
 寸法 反射鉄板 底辺360×高さ230mm×上端180+180mm  1枚
 図面は作図中。
 各覆いの組み立ては蝶番で止めてあるが、実際に作るときは2枚繋ぎのプレス加工が
 おすすめです。その場合の各パーツの繋ぎ錠が良いと思われます。
 只火入れの時に感じたが、パーツに隙間が有った方空気がそこから入り込み火の昇りが
 トルネード状態になり綺麗だった。
 燃料は薪炭と薪(檜または杉を使いましょう、煙の匂いが違います。
 自作して改良点がありましたら教えてください。






    果実の栽培

       <1.無花果の実の熟し方>

   自宅にイチジクのある方は一度試して見て下さい。
  我が家のは、桝井ドーフィンの種類です。20年生くらいかな・・・・・・
  4種類くらい植えてあったのですが、全て残念、カミキリ虫にやられた。
  残った桝井ドーフィンも二股に分かれた所で、一部枯れました。
  この年は裏庭でカミキリ虫をよく捕まえて、近所の子に沢山あげていたがまさか
  我が家の家のイチジクを標的にしていたとは・・・・・・・・・
  気が付いたときは全てのイチジクと鉢物のポーポー・レモン等、大分やられた。
    さて熟成の仕方は簡単です。収穫まであと二・三日位かなという時にレジパック
  SK30程度の大きさで、袋の下部両耳部分を15mmカットする。
  それをイチジクの実を持ちての部分で縛り包むだけ。
  収穫時見た目は袋掛け前より2割方大きく見えます、そのまま冷蔵庫に入て朝取り
  なら昼には美味しく食べられます。
  大量にとれた時は冷凍庫にて保存、シャーベット状になりスプーンでいただきます。
  生食でも皮をむかずにそのままでも食べられます、ビニル袋で熟成させた実は足が速い
  ので、常温では早めに食べてください。(蟻が入ることが出来ません)






サイトの管理人のブログ A-1

  会社に勤め始めたとき、先輩から「5年くらい電気屋をしていて特許をとるくらいのアイデアが浮かばなければ、
 一人前の職人にはなれないぞ」と言われ現場管理者から職人まで色々アイデアを出し合っていました。
 今の時代のような未来工業もなく、ネグロス電工はまだレパートリーも少なく、
 アイデア商品を近所の鉄工所に頼んだりして工事を進めていました。
 アウトレットボックスの仕込みなどは職人技と言うよりも手品師の様な技術でした。
 図面もT定規と三角定規紙、紙も硫酸紙、国の竣工図は烏口でトレース、建物は墨汁、設備図は朱で書くのです。
 ドラフターが普及するにはもう少し時間がかかりました。今はCADで書きますからもう見ることはないでしょうね。
 当時はほとんど鉛筆書きでしたから、図面が直ぐに黒ずんで、青焼き、白焼きコピーに汚れが出てしまいます。
 そこで黒ずまないように定規の下に紙テープでポッチン出っ張りを作って接触部分を小さくして書いたときもありました。
 電気工事の発展途上国から最新技術国まで見ちゃいました。